後継者と話していると、よく聞く言葉があります。
社員も大事。
会社も大事。
家族も大事。
利益も大事。
取引先も大事。
その気持ちは、とても自然です。
しかし、そう思うからこそ苦しくなります。
社員も大事です。
会社も大事です。
家族も大事です。
利益も大事です。
どれかを軽く見ていい、という話ではありません。
でも、経営では必ず、
全部を同時に守れない場面があります。
利益を守るために値上げをする。
その結果、取引先が離れるかもしれない。
社員を守るために借入をする。
その結果、会社のリスクは増えるかもしれない。
会社を残すために事業を縮小する。
その結果、それは社員を減らすことかもしれない。
この時に、
「全部大事です」だけでは決められません。
優先順位という言葉はよく使われます。
でも実際には、
「全部優先です」と言う人も少なくありません。
けれど、優先順位に同率1位はありません。
優先順位とは、
余裕がある時に大事にしたい順番ではありません。
本当に苦しい時に、
それでも先に守るものを決めることです。
よく恋愛や家庭の中で、
「私と仕事、どっちが大事なの?」
という場面があります。
本音を言えば、どちらも大事です。
でも、もし本当にぶつかった時、
人はどちらかを選びます。
家族との約束の日に、会社の大きなトラブルが起きた。
その時、家族を優先するのか。
会社を優先するのか。
どちらが正解という話ではありません。
ただ、その選択に、
その人の本当の優先順位が出ます。
経営も同じです。
後継者が苦しむのは、決められないから後継者が苦しむのは、
冷たい人間になれないからです。
社員を切りたくない。
先代の仕事をやめたくない。
取引先を失いたくない。
家族にも迷惑をかけたくない。
だから、全部を抱えようとします。
でも、全部を抱えたまま走ると、
最後に苦しくなるのは後継者自身です。
そしてその先で、
会社も苦しくなります。
ここで言う覚悟は、
冷たく切り捨てることではありません。
覚悟とは、
「自分は何を先に守る人なのか」を決めることです。
社員を守る人なのか。
会社を残す人なのか。
家族を守る人なのか。
利益を守る人なのか。
自由を守る人なのか。
正解はありません。
でも、決めなければ、そのたびに迷います。
そして迷っている間にも、
会社の体力は少しずつ削られていきます。
いきなり答えを出す必要はありません。
まずは紙に書き出してください。
自分は何を守りたいのか。
何を失うのが一番怖いのか。
何を後回しにすると後悔するのか。
そして、必ず順位をつけてください。
1位。
2位。
3位。
ここで大切なのは、
同率1位を作らないことです。
同率1位があるということは、
いざという時に判断できないということです。
迷った時は、こう問いかけてください。
1⃣もし一つしか守れないなら、何を守るのか。
2⃣もし会社を小さくしてでも守りたいものがあるなら、それは何か。
3⃣もし誰かに申し訳ないと思っても、優先しなければならないものは何か。
4⃣もし今のまま続けたら、何を失う可能性があるのか。
この問いに向き合うと、
表面的な「全部大事」の奥にある本音が見えてきます。
優先順位は、
誰かに正しいと言ってもらうためのものではありません。
先代に認められるためでも、
社員に説明するためでも、
世間から褒められるためでもありません。
自分が迷った時に戻るための基準です。
後継者に必要なのは、
みんなに納得される答えではありません。
自分が責任を持てる判断です。
PlatinumShieldでは今週、後継者向けの
「判断軸整理シート」を公開します。
このシートでは、
・今、不安に感じていること
・守りたいもの
・失いたくないもの
・本当に優先するもの
・先送りしている判断
を書き出していきます。
目的は、正解を出すことではありません。
自分が何を守る人なのかを確認することです。
全部を守ろうとして苦しくなっているなら、
まずは一度、優先順位を書き出してみてください。
会社を残す判断は、そこから始まります。
後継者の多くは、問題に気づいています。
利益率が下がっている。
人手不足が進んでいる。
固定費が重い。
社長依存になっている。
本当は分かっている。
でも、なかなか動けない。
なぜでしょうか。
それは、
問題を解決することより、
変えることの方が怖いからです。
例えば、
利益率の低い仕事。
やめた方がいい。
頭では分かっている。
でも、
昔からの取引先だったら。
先代が大切にしてきた会社だったら。
簡単には切れません。
採用も同じです。
投資も同じです。
値上げも同じです。
問題が分からないのではない。
決めることが怖いのです。
だから、後継者に必要なのは
知識ではありません。
判断基準です。
何を残すのか。
何をやめるのか。
何を守るのか。
これが決まると、動き始めることができます。
今週のテーマは、すべてここにつながります。
継ぎたくなかった。
決めた後も不安だった。
問題は見えている。
その根底にあるのは、判断基準がないこと。
だから、
会社を残す人は
未来を当てる人ではありません。
判断基準を持つ人です。
PlatinumShieldでは今週、
後継者向けの「判断軸整理シート」
を用意しました。
まずは、
自分が何を守りたいのか。
何に不安を感じているのか。
何を先送りしているのか。
書き出してみてください。
多くの後継者は、書き出した瞬間に
自分の課題に気づきます。
そして、そこから初めて
本当の経営判断が始まります。
後継者が苦しむのは、
決める前だけではありません。
むしろ、
決めた後の方が苦しいことがあります。
設備投資を決めた。
借入を決めた。
採用を決めた。
値上げを決めた。
その瞬間は覚悟を決めています。
でも数日後、数週間後、
ふと頭に浮かびます。
「本当にこれでよかったのだろうか」
もし失敗したら。
利益が減ったら。
社員に迷惑をかけたら。
先代なら違う判断をしたかもしれない。
後継者は、決断した後も考え続けます。
■ 正解を探し続ける苦しさ多くの後継者は、無意識に正解を探しています。
成功している会社。
同業者の事例。
経営者の本。
SNSの情報。
「あの会社はどうしたのだろう」
「これが正しいのだろうか」
でも、
ここで知っておいてほしいことがあります。
経営に正解はありません。
同じ業種でも。
同じ規模でも。
同じ地域でも。
会社が違えば、答えも違います。
だから、正解探しを続けるほど苦しくなります。
後継者が欲しいのは、答えではありません。
本当に欲しいのは、安心して決められる理由です。
例えば、
利益率を守るため。
社員を守るため。
現金を残すため。
事業を残すため。
目的が明確になると、判断に意味が生まれます。
■ 判断基準がないと迷い続ける例えば、利益率の低い仕事がある。
やめるべきか。
続けるべきか。
ここで迷う人は多いです。
でも、「利益率〇%以下は見直す」
という基準がある会社は、迷う時間が短い。
借入も同じです。
「借りるべきか」
ではなく、「何を守るために借りるのか」
が決まっている。
だから決められる。
経営者になれば、不安はなくなる。
そう思っている人もいます。
でも実際は違います。
会社を守ろうと思う限り、
不安はなくなりません。
市場も変わる。
人も変わる。
景気も変わる。
だから、
不安を消すことを目標にしない方がいい。
大切なのは、
不安があっても決められることです。
残る会社の後継者は、
自信がある人ではありません。
不安がない人でもありません。
共通しているのは、
自分の判断基準を持っていることです。
何を守るのか。
何を残すのか。
何をやめるのか。
そこが決まっているから、
迷いながらでも進めます。
次の質問に答えてみてください。
あなたが最近した判断は何ですか?
その判断は、何を守るための判断でしたか?
利益ですか。
社員ですか。
現金ですか。
会社の未来ですか。
もし答えが出ないなら、
判断の前に目的を整理する必要があるかもしれません。
次回は後継者が先送りしてしまう理由について
お話しします。
決められる会社が持っている判断基準についての整理は
platinumshieldで詳しく解説いたします。。
正解を探す経営から、判断基準を持つ経営へ。
それが、会社を残すための第一歩なのかもしれません。
「本当は、継ぎたくなかった」
後継者の話を聞いていると、
この言葉が出てくることがあります。
でも、ほとんどの人はそれを表には出しません。
社員がいる。
取引先がある。
家族がいる。
親が守ってきた会社がある。
だから、「継ぎたくない」とは言えない。
でも、ここで大事なことがあります。
継ぎたくなかったことと、
会社を大切に思っていないことは違います。
むしろ、責任を感じているから苦しいのです。
自分が継がなければ社員はどうなるのか。
取引先に迷惑をかけるのではないか。
親をがっかりさせるのではないか。
そう考えるから、簡単に「嫌だ」とは言えない。
後継者が苦しくなるのは、
会社を引き継ぐからだけではありません。
自分の代で会社を悪くしたらどうしよう。
自分がやっていけるのか。
本音を隠したまま、
責任だけを引き受けてしまうからです。
そして、本音を隠すと、
次に起きることがあります。
一人で抱え始めるのです。
先代には言えない。
社員には見せられない。
家族にも伝わらない。
だから最後は、「自分が何とかしなければ」になります。
でも、今の時代は
社長一人の頑張りだけで会社を守るには重すぎます。
資材高騰。
人件費上昇。
人手不足。
利益率低下。
先の見えない経済。
今まで通りに頑張れば何とかなる、
とは言い切れません。
だからこそ、最初に必要なのは
強くなることではありません。
自分が何を背負っているのかを、言葉にすることです。
何が怖いのか。
何を守りたいのか。
何を変えたいのか。
何を手放せないのか。
ここが見えないまま走ると、後継者はずっと苦しくなります。
「継ぎたくなかった」
そう思ったことがあるなら、
それは逃げではありません。
本音を確認する入口です。
大切なのは、その本音を責めることではなく、
そこから何を決めるかです。
継ぐのか。
変えるのか。
守るのか。
手放すのか。
誰に相談するのか。
会社を残す判断は、本音を見ないままではできません。
PlatinumShieldでは、
後継者が抱えやすい本音や不安を、
「お金」「人」「判断」に分けて整理していきます。
今週は、一人で抱え込まないための
判断軸整理シートを用意します。
必要なのは、もっと強くなることではありません。
自分が何を背負っているのかを知り、そこから判断することです。
Platinumshieldは毎週金曜日に更新しています。
後継者の多くは、失敗を恐れています。
社員を守らなければならない。
取引先に迷惑をかけられない。
先代が築いてきた会社を壊せない。
だから、「失敗できない」と思っています。
でも実は、その責任感が判断を鈍らせることがあります。
継ぐ人の多くは真面目です。
だから、軽々しく決めません。
・もっと考えてから
・もう少し様子を見てから
・もう少し数字を確認してから
そうやって、慎重に判断しようとします。
本来それは悪いことではありません。
問題は、慎重さが先送りに変わることです。
例えば、利益率が下がっている。
本当は分かっている。
でも、昔からの取引先だから。
先代から続いている仕事だから。
社員のことを考えると。
そうやって、見直しを先送りする。
採用も同じです。
投資も同じです。
値上げも同じです。
決めない。
でも、その結果もまた
会社の未来を決めています。
実は、後継者が怖いのは
失敗そのものではありません。
本当に怖いのは、責任です。
もし失敗したら。
もし利益が減ったら。
もし社員が辞めたら。
もし会社が苦しくなったら。
全部、自分の責任になる。
だから、決められなくなる。
■ 先代と比較してしまうさらに後継者は、無意識に先代と比べています。
父ならどうしただろう。
会長ならこう言っただろう。
前社長なら乗り越えたかもしれない。
でも、時代は変わっています。
資材高騰。
人件費上昇。
人口減少。
後継者不足。
同じやり方が通用するとは限りません。
だから本来は、「正解探し」
ではなく「判断基準作り」が必要です。
会社を残している後継者は、
失敗しない人ではありません。
決められる人です。
そして、決められる人には共通点があります。
何を守るのか。
何をやめるのか。
どこまで投資するのか。
どこで止まるのか。
その基準を持っています。
だから迷っても、最後は決めることができます。
■ 今、本当に必要なこともし今、何をやっても不安。
決めるのが怖い。
このままでいいのか分からない。
そう感じているなら、必要なのは
もっと勉強することではありません。
まず、自分の判断基準を持つことです。
会社を残す人は、未来を当てる人ではありません。
未来が分からなくても、決められる人です。
次回は、「先代のやり方を変えられない理由」
について掘り下げます。
なぜ後継者は、
問題に気づいていても動けないのか。
なぜ今まで通りを続けてしまうのか。
会社を残すために必要な"変える勇気"と"判断基準"
について整理していきます。
PlatinumShieldでは、自分の判断軸を整えるための
判断基準となる指標や、考え方などのフォーマットを共有しています。
興味のある方はトップのアイコンからお進みください。
後継者の相談というと、多くの人は、お金の話だと思っています。
借入が多い。
資金繰りが苦しい。
利益が出ない。
確かにそれもあります。
でも実際に話を聞いていると、
もっと深い悩みがあります。
それは、「決めること」です。
会社を継ぐと、毎日のように判断を求められます。
設備投資。
採用。
借入。
値上げ。
新規事業。
撤退。
そして厄介なのは、
どれも正解が分からないことです。
もし失敗したらどうしよう。
社員に迷惑をかけたらどうしよう。
先代が築いてきたものを壊したらどうしよう。
だから後継者は迷います。
でも、ここで知っておいてほしいことがあります。
実は、苦しいのは判断することではありません。
判断基準がないことです。
例えば、
設備投資も「利益率を守るため」なら判断しやすい。
採用も「社長依存を減らすため」なら判断しやすい。
借入も「資金を残すため」なら判断しやすい。
ところが、基準がないと、全部が不安になります。
人の意見に振り回される。
ネットで調べる。
成功事例を探す。
そして、ますます決められなくなる。
実は後継者に必要なのは、
知識ではありません。
判断基準です。
何を残すのか。
何をやめるのか。
どこにお金を残すのか。
どこで止まるのか。
この基準がある会社ほど、
不安は小さくなります。
未来は読めません。
景気も。
金利も。
市場も。
でも、判断基準は作れます。
会社を残す人は、未来を当てた人ではありません。
「自分の基準で決められる人」です。
・後継者が抱え込みやすい理由
・決められない会社の共通点
・会社を残すための判断基準
・社長依存を減らす方法
・お金と判断を切り離して考える方法
を取り上げていきます。
PlatinumShieldは、
正解を学ぶ場所ではありません。
判断軸を整える場所です。
後継者に必要なのは、もっと頑張ることではなく、
「決めるための基準」なのかもしれません。
「本当に自分にできるのだろうか」
後継者と話していると、ほとんどの人が一度は口にします。
実は、継ぐことに不安を感じるのは普通です。
むしろ自然なことです。
会社には、
社員がいます。
取引先があります。
借入があります。
歴史があります。
後継者は、それらをまとめて引き継ぐことになります。
だから、怖くない方がおかしい。
でも多くの後継者は、その不安を隠します。
「弱いと思われたくない」
「先代に心配をかけたくない」
「社員に見せられない」
そして、自分の中だけで抱え込んでしまいます。
ここで一つ知っておいてほしいことがあります。
後継者が本当に苦しむのは、継ぐことではありません。
継いだ後の
「判断」です。
・設備投資をするのか
・借入を増やすのか
・人を採用するのか
・利益の薄い仕事を続けるのか
・先代のやり方を変えるのか
後継者は、毎日のように判断を迫られます。
そして多くの人は、ここで迷います。
なぜでしょうか。
それは判断基準がないからです。
実は、後継者の不安の正体は
知識不足ではありません。
「何を基準に決めればいいか分からない」ことです。
だから、本当に必要なのは
成功事例ではありません。
自分の会社の判断基準です。
何を残すのか。
何をやめるのか。
どこまで投資するのか。
どこで止まるのか。
これが決まっていないと、後継者はいつまでも不安を抱え続けます。
逆に、判断基準がある会社は強い。
未来は読めなくても、
次の一手を決めることができるからです。
今、継ぐことが怖い。
自信がない。
このままでいいのか分からない。
そう感じているなら、
それは能力の問題ではありません。
会社を本気で残そうとしているからこそ、
出てくる感情です。
PlatinumShieldでは、
後継者が抱えやすい不安を「お金」「人」「判断」の3つに分けて整理しています。
また、後継者が最初に持つべき判断基準や、
会社を残すために確認すべきポイントも解説しています。
必要なのは、もっと頑張ることではありません。
「自分の判断軸」を持つことです。
最近、建設業や関連業種の経営者から
同じような言葉を聞くことが増えました。
「先が読めない」
資材高騰。
人件費上昇。
ナフサ価格の影響。
利益率の低下。
仕事はあるけれど受けられない状態になっている。
数か月で落ちつくと思うが…。
実は今、多くの経営者が苦しいのは、
利益が出ていないからではありません。
「見通しが立たない」からです。
人は、先が見えると我慢できます。
でも、先が見えない状態が続くと、
不安はどんどん大きくなります。
だから経営者は、未来を知りたくなります。
景気はどうなるのか。
資材は下がるのか。
金利は上がるのか。
仕事は減るのか。
でも正直に言うと、それは誰にも分かりません。
そして、分からないことを考え続けるほど、判断は遅くなります。
では、見通しが立たない時に何をするのか。
答えはシンプルです。
未来を予測するのではなく、
自分の基準を決めること。
例えば、
どこまで利益率が下がったら見直すのか。
どこまで資金が減ったら行動するのか。
どの仕事を残すのか。
どの仕事をやめるのか。
こうした基準がないと、
経営は感情で動きます。
「そのうち戻るだろう」
「今まで何とかなった」
「もう少し様子を見よう」
この言葉が増え始めた時、実は会社は危険な状態に入っています。
苦しくなる会社は、問題が起きてから考えます。
残る会社は、問題が起きる前に決めています。
そして今、
後継者ほどこの問題を抱えています。
先代のやり方を変えていいのか。
社員を守れるのか。
借入はどうするのか。
投資は続けるのか。
答えを探しているようで、
本当に必要なのは判断基準です。
今の時代は、
未来を当てた会社が残るのではありません。
「決められる会社」が残る。
何を守るのか。
何を捨てるのか。
どこまで耐えるのか。
どこで動くのか。
それを決めている会社ほど、不安に振り回されません。
PlatinumShieldで今後扱う内容今回のテーマは入口です。
PlatinumShieldではさらに、
・利益率悪化時代の判断基準
・撤退ラインの作り方
・固定費の見直し基準
・資金が減る会社の共通点
・後継者が抱え込みやすい構造
を具体的なチェックシートや判断フレームを交えながら解説していきます。
経営者の不安は、知識不足から生まれるのではありません。
判断基準が曖昧な時に大きくなります。
PlatinumShieldは、正解を教える場所ではありません。
会社を残すための「判断軸」を整える場所です。
もし今、
「このままでいいのか分からない」
そう感じているなら、
その感覚を放置しないでください。
問題が大きくなる前に、一度立ち止まって考える価値があります。
多くの経営者は、会社が苦しくなると売上を増やそうとします。
もちろん売上は大切です。
でも実際には、売上を増やしても楽にならない会社があります。
なぜでしょうか?
それはお金の流れが見えていないからです。
例えば、利益は出ているとします。
でも、
・借入返済
・設備支払い
・固定費
・利益の薄い仕事
によって、お金が残らない。
すると経営者は、「もっと売上を増やそう」と考えます。
しかし、お金の流れが変わらなければ、
売上が増えても苦しさは変わりません。
実際に相談で多いのは、売上不足ではなく、
見えていないことの方が多いです。
・どの仕事で利益が出ているのか
・どの固定費が重いのか
・返済後にいくら残るのか
・社長が知らないうちに増えている支出はないか
これを見えるようにするだけで、経営判断は変わります。
ここで重要なのは、削ることではありません。
決められる状態を作ることです。
残すのか。
やめるのか。
増やすのか。
待つのか。
判断できるようになると、経営者の不安は小さくなります。
多くの会社は、お金が足りないのではありません。
お金の流れを把握できていないだけです。
では、
最初に何から見ればいいのか。
何を基準に判断すればいいのか。
PlatinumShieldでは、
「お金の流れ見える化シート」を使いながら、会社のお金を整理する順番を解説しています。
利益が出ているのに不安な会社ほど、一度立ち止まって確認してみてください。
問題は、売上ではなく見えていないところにあるかもしれません。
会社を大きくする方法はたくさんあります。
でも、 会社を残すための判断を学ぶ機会は多くありません。
利益や売上だけでは見えない 「会社を残すための考え方」 をお届けしています。
必要な方だけどうぞ。
これから継ぐ人。
今、継いだ人。
後継者が抱えている不安は、
単に「会社を継ぐこと」ではありません。
本当に苦しいのは、継いだあとに何を決めるかです。
会社を引き継ぐと、
目の前にはたくさんの判断が並びます。
何を残すのか。
何をやめるのか。
誰に任せるのか。
どこにお金を残すのか。
どこで止まるのか。
でも、多くの後継者はここで立ち止まります。
理由は、能力がないからではありません。
決めることに、感情が絡むからです。
昔からの取引先。
先代が始めた事業。
長く働いてくれている社員。
地域との関係。
家族の期待。
数字だけを見れば、
「見直した方がいい」と分かることもあります。
でも実際には、簡単には決められません。
なぜなら、後継者の判断には、
過去への敬意と、未来への責任が重なるからです。
しかし、ここを先送りすると会社は苦しくなります。
決めないまま続けると、
・利益が薄い仕事が残る
・固定費が重くなる
・社長だけが抱える
・社員が判断できない
・資金が残らない
という状態になります。
そして一番怖いのは、
それでも会社がしばらく回ってしまうことです。
回っているから、問題が見えにくい。
でも内側では、
少しずつ体力が削られていきます。
これからの時代、
後継者に必要なのは「頑張る力」だけではありません。
必要なのは、決める力です。
何を守るのか。
何を変えるのか。
何を手放すのか。
この判断基準を持たないまま走ると、
後継者はいつまでも課題を一人で抱えることになります。
もし今、
「このままでいいのか分からない」
「変えたいけれど、どこから手をつければいいか分からない」
「誰にも相談できない」
そう感じているなら、
それは弱さではありません。
会社の未来を真剣に見ている証拠です。
問題は、不安があることではありません。
不安を言葉にできないまま、
判断を先送りすることです。
PlatinumShieldでは、
今週のテーマとして、
・今の経済状況で会社に起きている変化
・後継者が抱え込みやすい理由
・決められない会社が苦しくなる構造
をまとめています。
読むだけではなく、
自社に当てはめて考えるための内容です。
必要な方だけ、次に進んでください。
【税理士が教えてくれない社長の退職金】
中小企業の社長と話していると
意外と多いのが
「自分の退職金を決めていない」というケースです。
会社では
・社員の退職金制度
・設備投資
・売上や利益
はしっかり考えています。
しかし、社長自身の退職金は、後回しになっていることが少なくありません。
なぜでしょうか。
理由の一つは
相談相手の役割です。
税理士は税務の専門家です。
■税金の計算
■申告
■節税のアドバイス
はしてくれます。
しかし、「社長の退職金をどう作るか」
というテーマは税務だけでは決まりません。
例えば
・会社から役員退職金として受け取る
・会社の利益から準備する
・資産として積み立てる
・生命保険を活用する
など
いくつかの方法があります。
そして重要なのは、会社のお金と社長個人のお金を
一体で考えることです。
■会社の資金
■社長個人の資産
■退職金
■相続
これらはすべて
つながっています。
ここが整理されている会社は
経営の安心感が大きく変わります。
トワ・フィナンシャルサポートでは経営者の方を対象に
・会社のお金の流れ
・社長個人の資産
・退職金
・相続
を整理する「お金の深掘り」を行っています。
もし「自分の退職金を考えたことがない」という方は
一度整理してみるのも良いかもしれません。